雑記

6月に入ってしまいました。
一年のうちで6月が一番嫌いです。
梅雨の時期だし、祝日が一日もない月やし、まだ忙しいじきやし。
あまつさえ幼い頃は嬉しかった誕生日すら、もう喜べない。
唯一の楽しみと言えばボーナスくらいでしょうか。
ああ、それから今年は月末に東京へ行くという楽しみもありますね。
私、この二つを糧に今月乗り切れるかしら・・・？

明後日から両親が台湾に旅行に行きます。
わーい、お土産何を買ってきてくれる～？とかよりも、両親のいない間、どこで何を外食するかということにウキウキドキドキです。
およそ外食というものを基本的にしない家なので、この機会は非常に稀であり楽しみであります。
食事への期待もありますが、両親のことも心配でなりません。
あの二人、向こうで喧嘩して片方だけしか帰ってこなかったらどうしよう。
まあ、海外に行ってまでそんな馬鹿な事をしない・・・とは言い切れませんが、うまく収めて帰ってきてくれることを願っています。

5年前の同人誌がすぐ手に取れるところに一冊置いてあります。
何を隠そう、私と姉の合同誌。幻想水滸伝Ⅲの学園パロディです。
なんてベタな同人。
最近ほとんど仕事以外でペンを握りませんが、当時の絵と今の絵はわずかの成長も遂げていないことに自分でも切なくなります。
あの頃は、とせん無いことを思うのは、確かに年を重ねてきた証拠なのでしょうが、自分でもわずらわしく感じることもしばしば。
過去、同人誌を作ったことのある人間の大半は、昔の同人誌をもう自分で見ることはできないと思います。
過去の恥辱として葬り去りたい過去であると思います。
今日は勇気を出して手にとって見ました。
ページを開いた瞬間から、情熱あふれる以前を思い出しました。
あの頃は一生懸命ネタを考えて原稿書いていたなあと。絵を描くのも楽しくて、疲れも知らずに徹夜してバイトに行ってたなあと思い出します。
ああ、私に足りないのはやはり若さか。無謀な若さが足りないのか。
休みの日になると寝てばかりの、日本全国のお父さんのようだものね。
時間が合ったら休息を取りたい。そんな面白味のない生活を送るために社会人してるわけじゃないんだけどなあ。
だけど収入を得るために、今の現状を崩す勇気も持てなくて、ずるずると時は経っていくのです。
宝くじに当たったら仕事辞めてバイトする。
なんて本気のような冗談のようなことを毎日言っていますが、叶えば良いくらいでしか思っていません。
だって当の宝くじが当たらないから。
こんなことを考えている人間は吐いて捨てるほどいてるだろうと思うけれど、みんな理性で押しとどめて、つまらない仕事に出向いてるんだな。
平坦な日常に私がとうとう根をあげるのは一体いつになることやら。
それとも奇跡というべき宝くじの当選が、私の世界の均衡に一石を投じることになるのか。

結局同人誌の話は一体なんだったのか。途中で愚痴にすげ変わってしまったけれど、なんというか、昔は良かったみたいな話をしたいんだと思うのだ。チャンチャン。