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2018/02/23 04:01 |
犬のこと

我が家の愛犬が先日、20歳の生涯を閉じました。
最期は家族全員で看取らせてくれて、飼い主孝行このうえない、最高の飼い犬でした。
思えば彼とは長い時間を共有してきたものです。
出会いは17年前の春、阪神大震災のあった年です。
彼の実家は被災され、引っ越し先には連れていけないので我が家が里親になったのでした。
我が家に来てから数日は、元気がなく、なんと大人しい犬だろうと驚いたものですが、とつぜん家族と引き離され知らぬ土地へ来たのですから無理もありません。いま思えばかわいそうな境遇です。
我が家に段々と慣れていくうち、本領を発揮してきました。まだ三歳でしたから、若々しくやんちゃな盛りでした。
毎日のように脱走をくりかえし、追いかけるわたしを振り返ってはあざわらっていました。ヒエラルキーは私が最底辺です。これは最初から最期まで変わりませんでした。トホホ。
大阪ではまれに見る積雪の日は、淀川の河川敷で日が暮れるまで走り回りました。雪が嬉しかったのか、顔を地面にこすり付けて口を開けたまま走る姿が印象深いです。いきいきとしていて、本当にもうこの世に二つとない可愛い犬でした。
ここ二年ほど前から後ろ足が弱ってきていて、歩くのもゆっくりになっていまして、つい先月から夏の暑さに耐えられなくなったのか、寝たきりになってしまいました。
どんどん弱っていく姿に覚悟はしていましたが、その時の想像はできませんでした。
とうとうごはんも食べなくなり、12日の朝、苦しそうに呼吸が弱くなってしまいました。
どんどん冷たくなっていく体に毛布をかぶせ、手足をこすりあたためましたが何の甲斐もありませんでした。
棺にはお気に入りの胴輪とリードと姉手作りの服をいれ、ひまわりの花を家族で入れてやりました。
迎えにきてもらった時は、連れていかれてしまうという感覚が強く、とても胸が苦しかったです。
いつも寝ていた場所が広々と開け放たれ、むなしくなりました。
仕事から帰ってきても、そこにいないことに強烈な違和感を感じました。
家にいてても、廊下の板に爪が当たる、彼独特の廊下を歩く音や、彼が寂しがって鳴らす鼻からの鳴き声などの幻聴が聞こえる気がするのです。
まだ彼の存在が私たちには感じているのです。
隣にいるのが当たり前だったので、なかなか立ち直れません。特に子供の頃から大人になるまで一緒だったものですから、兄弟と言っても過言ではないのです。
時がたてば思うところも変化するのでしょうか。
とりあえず今は彼にお礼を言いたい。大切な時間をありがとう。そしておつかれさま。ゆっくり休んでね。
また会おうね。
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2012/09/13 23:50 | Comments(0) | 雑記

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