今回はまた、まるきりテイストもカテゴリも違う三種類ですな。
いつもなら白○社ばっかりなのに……(笑)
ネタバレも書きますので下にたたんどきます。特にファンタジウム。
*ファンタジウム(5)
もう5巻かー……。早いなあ。そしていつも読んだ後は胸がもやもやします。色んなことを考えて、それが自分でまとまりきれなくて、もやもやする。
書店に買いに行ったときは、表紙がイメージチェンジしていて、一瞬分からなかった。なにこのメルヘン!
長見良くんがビッグになりつつあって(話の中でもコッチの世界でも)なんだかちょっぴり寂しいです。
そう、例えて言うなら、天才てれびくんにおけるウェンツ瑛士のような感覚……
(分からない人のために解説を付けると、「天才てれびくんとは」むかし教育テレビで放送していた子供向け番組。つーか、今もやってんじゃん?ウェンツはそれはそれは色白のかわいらしい、天使のような美少年だったのですけれども、今やメジャーになってしまって、うれしいやら悲しいやら……しかもお笑い担当なのが、更に悲しかったりする。ちなみにそういう理由でココアのCMは好きじゃない)
閑話休題、4巻の続きである解錠大脱出なのですが、あれだけ期待させておいて最後の錠前があれー?なんか腑に落ちない。開けることのできない「錠前」の話であるはずなのに、フェイクでごまかしー?それって、金庫屋さんとしてどうなの……。と思った。
てーか良くんが!五巻目にしてとうとう色気づいた!ゆゆゆゆ許しません!ってなるところなんですけど、良くんらしいというか、色気づいてるんだよねえ?って最後は疑いたくなった。可愛いと思った理由も、女子的にはヘコみそうで、良くんがいっそ憎いよ。でも周ちゃん(この名前好きだかっこいいよね)も可愛いので許す。女子的にはたいへんかわいいので許す。メアリー・ポピンズの話を夢中でしている周ちゃんも可愛いのでたいへん好印象です。
まるで息子の彼女を鑑別するママのようだよね。
芸能界の浮き沈みにハラハラしつつ、落ち目トリオの行く末が心配です。6巻が待ち遠しい。
*おとめ妖怪ざくろ(4)
アニメ化ですかー!ちょっと、何でもかんでもアニメにしすぎとちゃいますか、最近は。まあ、アニメにしやすそうな題材ではあるけれども、どうせ深夜枠なんだろうなあ。(アニメHP)
毎回思うのだが、景さんのアカンたれー!!と、櫛松の手に触りてええええ!肉球!
新キャラ沢鷹様に、なみなみならぬイケメンフラグを感じたと言うのに、ちっ。新キャラでもなかった。好みでもなかった。ちっ。
主人公がかどわかされてなんちゃらという展開は、食傷です。しかし王道鉄板なんだろうなあ。
個人的には、もっと妖怪の不思議メルヘンの世界を見せてほしいんだけど、シリアス道へ突っ込んでいってしまっているのが不服。指の先を桔梗色に染めてキツネの窓とかねえ、そんなんやったらいいのに、メルヘンだわよねえ。
まあ、とにかくキャストが楽しみ。
*ぶらり裁判ボーチョー
宇野あゆみが好きなので、作家買い。あのユルユルでアウトローな人間性が読んでいてハラハラする。
裁判の仕組みとか、専門的な事は皆無だけど、臨場感は味わえる……かも。チョイスする裁判内容とかいちいち下世話だけど、突っ込みは的確。